久保裕也、ヘント「4月ベストゴール」に3つノミネート クラブも貴重な得点源として高く評価

両足、身体全体を使ったゴール…プレーオフ3試合連続弾が全て候補に

 ヘントの日本代表FW久保裕也は日本人史上初となる欧州1シーズンにおける20ゴールを達成したが、クラブが公式サイトで発表した「4月ベストゴール」で6ゴール中3ゴールが候補としてノミネートしている。

 ノミネートされたのは4月18日のシャルルロワ戦、22日のオーステンデ戦、26日のズルテ・ワレヘム戦で決めたプレーオフ3試合連続ゴールだ。まずシャルルロワ戦ではゴール約30メートルの位置でボールを受けるとトップスピードで相手マーカーを置き去りにし、ペナルティーエリア内左に侵入。相手GKのニアサイドを破る一撃は決勝点となった。

 続くオーステンデ戦では右サイドからのクロスに対して、ニアサイドにポジショニングした久保が巧みな身体の使い方から左足インサイドのダイレクトシュートを敢行。虚を突かれたGKをあざ笑うかのようにゴール左に突き刺さった。そしてズルテ・ワルヘム戦では右サイドからの折り返しに対してゴール前至近距離でとっさの反応を見せ、胸で押し込んで決勝ゴールを奪った。

 両足、そして身体全体を使った久保のゴールバリエーションの多さに、ヘントも貴重な得点源として高く評価している何よりの証拠となっている。上位リーグプレーオフで一戦も落とせない戦いが続くなか、結果を残している久保には今後も大きな期待が寄せられそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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