英帰還の22歳日本人は「情熱に満ちていた」 得点関与…実戦でのアピールを現地称賛「突破力を持っている」

松木がサウサンプトンでデビュー
イングランド・チャンピオンシップ(2部相当)のサウサンプトンに所属のMF松木玖生は、現地時間7月12日のイーストリー(5部)とのプレシーズンマッチに後半45分間出場し、好プレーを見せ、ウィル・スティル監督から高評価を受けたという。
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松木は昨夏にFC東京からサウサンプトンへ完全移籍したが、ビザの問題で姉妹クラブのトルコ1部ギョズテペに期限付き移籍し、今夏にサウサンプトンへ復帰している。日本代表DF菅原由勢も擁するチームだが、昨季にプレミアリーグから降格して新シーズンをチャンピオンシップで戦う。
そのシーズン初の対外試合、ハーフタイムで全選手を入れ替えたゲームに菅原と松木は後半から出場。松木は3人の中盤の一角でプレーしたとされ、専門ニュースサイト「セインツマーチング・コム」では、「後半は前半とはまったく異なり、まるで別の試合を見ているかのようにエネルギーと突破力が格段に増した。ミッドフィルダートリオは、怒り狂った犬のようにカウンタープレスを仕掛け、何度も高い位置でボールを奪還した」と、中盤のアグレッシブさがクローズアップされた。
また、松木についてレポートでは「エネルギーと情熱に満ちており、得点者に名を連ねるに値した」とされ、ウィル・スティル監督も「彼はエネルギーに満ちており、カウンタープレスや突破力を持っている」と称賛したとされた。
一方でスティル監督はチーム全体について「私たちは信じられないほど努力しなければならず、改善しなければならない」とのコメントも残したとしている。イングランドでの本格デビューが見込まれる松木が、プレシーズンの間にどれだけアピールをしてポジションを確保できるか注目される。



















