“飛び級招集”の15歳久保、世界列強を冷静に分析 U-20世代相手でも「敏捷性は自分の方がある」

「リーチの長さは痛感しているんですけど…」

「サイズが小さい分、敏捷性は自分の方があるかなと考えていて。リーチの長さは痛感しているんですけど、それをワールドカップで良い経験につなげられたらと思います」

 アフリカ勢特有の身体能力や手足の長さを、小柄ながら機敏な動きで翻弄するイメージが久保の中では高まっている。そして、FWで選出された以上、ゴールへのこだわりは強い。

「当然、相手のレベルが上がるので分からないですけど、決める難しさは上がるんじゃないかなと思います。決めることに関しては、どのようなゴールでも1点は1点なので、そこは泥臭くこぼれ球や、切り返しての左足とか、形にこだわらずゴールを狙いたいです」

 スペインやドイツなど海外メディアが、「日本のメッシ」と期待を寄せる。バルサ仕込みのテクニックによってゴールを奪い、チームに白星をもたらすつもりだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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