“飛び級招集”の15歳久保、世界列強を冷静に分析 U-20世代相手でも「敏捷性は自分の方がある」

U-20W杯に挑むメンバー21名に堂々選出 「素直に嬉しいの一言です」

 日本サッカー協会(JFA)は2日、5月20日に韓国で開幕するU-20ワールドカップに挑む日本代表メンバー21名を発表し、FC東京U-18の15歳FW久保建英が、歴代U-20日本代表では史上最年少となる2段階の飛び級選出を果たした。

 この一報を受け、FC東京のクラブハウスで記者会見に臨んだ久保は、南アフリカ、ウルグアイ、イタリアというグループリーグで対戦する世界列強に対しても、「サイズが小さい分、敏捷性は自分の方がある」と攻略に自信を示している。

 選出されたことについては、「正直、素直に嬉しいの一言です。自分は他の人たちと違ってアジア予選を一緒に戦わずに、途中から飛び込みで最後の方に呼ばれた感じなんですけど、U-20の代表はすごく良い選手ばかり。自分もいろいろなものを吸収して、2、3回の遠征があったからこそメンバーに入ったと思います」と声を弾ませた。

 2001年生まれの久保は、今年10月にインドで開催されるU-17W杯に挑む世代の中心メンバーで、2年ごとに開催されるU-20W杯のカテゴリーにおいては、4年後の2021年大会に該当する世代だ。前例のない2段階の飛び級を果たして今月開幕のU-20W杯に出場することになった久保は、間違いなく日本サッカー期待の逸材と言える。

 

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