半年無所属→35歳で海外移籍「マジか」 Jで350試合以上プレーの実績に現地期待「高みに導く」

岩上祐三が豪州に移籍(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】
岩上祐三が豪州に移籍(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

元相模原の岩上祐三がオーストラリアのサウス・メルボルンFCに加入

 2024シーズンにSC相模原との契約が満了を迎え、フリーになっていたMF岩上祐三が約8か月の空白期間を経て、オーストラリアのNPLビクトリア(国内2部リーグ相当)に所属するサウス・メルボルンFCに加入することが発表された。

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 2011年に湘南ベルマーレに加入した岩上は、その後、松本山雅FC、大宮アルディージャ、ザスパクサツ群馬でプレーした後、2023年途中からレンタル移籍で相模原に加入。昨季は完全移籍したが、1年で契約満了となっていた。昨季のJ3で29試合1得点を記録した岩上は、その後フリーとなっていたが、サウス・メルボルンへの移籍が決まっている。

 サウス・メルボルンは公式X(旧ツイッター)で「2025シーズンに向けて経験豊富な日本人MF岩上祐三の加入を発表できることを嬉しく思います。岩上はキャリアを通じてJリーグで350試合以上をプレーした豊富な経験をクラブにもたらしてくれます。素晴らしいフィニッシャーであるとともに、ポゼッション時にはボールを冷静に扱うとともに豊かな創造性を発揮してくれるため、私たちの中盤と攻撃陣を新たな高みに導いてくれるでしょう。また、彼はJリーグ史上最速ゴール記録というユニークな記録の保持者でもあります」と、松本に所属していた2014年の讃岐戦で挙げた開始7秒でのゴールについても紹介した。

 そして、「メルボルンに到着して、すぐにインパクトを残してくれることを期待するとともに、祐三の加入を喜んでいます。青と白のユニフォームを着て躍動する彼を見ることが楽しみです」とまとめている。ファンからも「かなりびっくり」「すご」「もう一花咲かせてほしい」「マジか」「うぉぉ!」とさまざまなコメントが寄せられている。

 Jリーグ通算379試合に出場したベテランにとって初めての海外挑戦となる。昨季は元日本代表MF水沼宏太もオーストラリアで大活躍を見せたが、今月28日に36歳となる岩上が、新天地でどのような活躍を見せるか注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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