40歳の元ブラジル代表は「並外れたリーダー」 同僚を奮い立たせたスピーチに喝采「鳥肌が立った」

チアゴ・シウバがチームを奮い立たせた
ブラジル1部フルミネンセは米国で開催されているFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦でインテル(イタリア)に2-0で勝利した。40歳ながら第一線でプレーする元ブラジル代表DFチアゴ・シウバは、ロッカールームで選手たちの気持ちを奮い立たせるスピーチを行ったという。
英メディア「TALK SPORTS」によると、試合前のロッカールームでシウバは試合前、に2014年ブラジルW杯の前に体調を崩していた家族がいたこと、そして大会後のプレシーズンに回復を疑わずに当時所属のパリ・サンジェルマン(PSG)に合流するためにフランスへ戻るも、その家族が亡くなったことを話したという。
シウバは「私が言いたいのは、今できることは後回しにしないで欲しいということ。今この瞬間だ。待ってはいけない。時間はなくなってしまうかもしれない」と結び、このスピーチはチームから大きな拍手で迎えられ、その効果は絶大だったようだとされた。
そんななか、スポーツチャンネル「DAZN」公式YouTubeチャンネルでその光景が公開されると、「君がどれだけ恋しいか」「鉄の意志を持つ男」「本当に偉大な男だ」「なんて素晴らしい人間なんだ」「鳥肌が立ったよ」「並外れたリーダー」など称賛のコメントが寄せられた。フルミネンセは準々決勝で、マンチェスター・シティ(イングランド)を破り世界を驚かせたアル・ヒラル(サウジアラビア)と対戦する。
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