30歳日本人にトルコ強豪が正式オファー 現地報道「複数のイングランドクラブも関心」

スポルティングでプレーする守田英正【写真:Getty Images】
スポルティングでプレーする守田英正【写真:Getty Images】

守田英正にベシクタシュが関心

 ポルトガル1部スポルティングに所属する日本代表MF守田英正は、今夏の移籍市場でイングランド1部リーズから関心を寄せられていると報じられていた。守田の去就が決まらないなか、新たにトルコの名門も守田獲得に動きだしたと、スポルティング専門メディア「Leomino」が伝えている。

 昨シーズン、守田はスポルティングで公式戦35試合に出場して2得点3アシストを記録して、チームのリーグ連覇とカップ戦優勝に貢献した。2026年6月に守田とスポルティングの契約は満了を迎えることになっており、移籍金ゼロでの放出を避けるためにも、クラブは今夏で守田を放出させる意向にあるという。

 そうしたなかでトルコ1部ベシクタシュがスポルティングに対して打診を入れてきたと記事では伝えている。かつて元日本代表MF香川真司(現C大阪)も所属したトルコの強豪は、数日前にもベルギー1部シント=トロイデンの日本代表MF藤田譲瑠チマの獲得に乗り出したという報道があったばかりで、中盤に日本人選手を加えたい意向があるようだ。

 記事によれば「守田にはリーズを筆頭に、複数のイングランドのクラブが関心を示していたが、ヨーロッパの富豪クラブの一つであるベシクタシュも加わった。ベシクタシュはこの日本代表選手を獲得するために、スポルティングに正式なオファーを送っている」と伝えている。

 現時点では、ベシクタシュが提示した移籍金の額や守田自身にトルコでプレーする意思があるかは不明だという。なお、これまでスポルティングは守田の完全移籍で1000万ユーロ(約17億円)の移籍金を要求してきたが、その額に見合うオファーは届かなかった。そのため、守田の競技面の能力を信じ、来夏の移籍金ゼロでの放出を覚悟したうえで来シーズンもクラブにとどめることを考慮していたという。今もこの選択肢は残っているというが、夏の移籍市場でスポルティングに守田放出を決断させるようなオファーが届くことになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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