G大阪の遠藤、18年ぶり珍事! 2試合連続“ベンチスタート”は99年の京都時代以来

井手口と倉田の活躍に押される形で…

 前節の大宮戦では、成長著しい20歳MF井手口陽介と入れ替わる形で後半24分から遠藤は出場。この時点ですでに5-0と大勢は決しており、あくまでクローザー役として試合を締める役割を担う形となった。

 昨年11月に日本代表初招集となった井手口が今やボランチの主力に定着し、今季6試合2得点。さらに今季から10番を背負うMF倉田秋もボランチ起用され、リンクマンとして攻守両面で存在感を放っている。MF今野泰幸がロシア・ワールドカップ最終予選のUAE戦で左足小指骨折という怪我を負い、G大阪の中盤の層は薄くなっているが、井手口と倉田の活躍に押される形で、遠藤の立場が厳しいものになっているようだ。

 試合は後半19分、G大阪の18歳MF堂安律が3試合連続ゴールを決めて横浜FMに1-0勝利。遠藤は最後まで出番がなく、そのまま試合終了となった。

 世代交代の波が訪れているなか、ベテランの遠藤はこのままポジションを明け渡すことになるのか。それとも波にあらがい、円熟のプレーで再びポジションを確保できるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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