日本代表DF橋岡大樹がスラヴィア・プラハ移籍へ すでに渡欧…来季CL出場のチェコの名門

チェコへ旅立った橋岡大樹【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
チェコへ旅立った橋岡大樹【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

メディカルチェックを受けて正式契約へ

 イングランド2部ルートン・タウンの日本代表DF橋岡大樹が、チェコの名門・スラヴィア・プラハに完全移籍することが6月24日、決定的となった。この日に渡欧し、メディカルチェックなどを経て、近日中に発表となる見込み。成田空港で取材に応じた橋岡は「正式にはこれからですが、来年のワールドカップ(W杯)に向けて、頑張っていきたいと思います」と話した。

 スラヴィア・プラハはチェコ1部で8度のリーグ優勝を誇る名門。今季は2位に勝ち点13差をつけて、圧倒的な強さで優勝を果たした。来季はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)にストレートインで参加し、リーグフェーズの8試合を戦うことができる。直近のチェコ代表にはクラブから8選手が選ばれており、チームのレベルは高い。

 橋岡のもとにはドイツなど複数のクラブからオファーがあったが、CLに出場できることを魅力に感じ、チェコの名門への移籍を選択。すでにクラブ幹部やトルピショフスキー監督とも面談。サイドバックに加え、橋岡が得意とするウィングバックでの起用法も伝えられるなど、高く評価されている。

 現在26歳の橋岡は昨年1月にルートン・タウンに加入し、プレミアリーグで10試合に出場した。チャンピオンシップに降格した今季は主力として期待されていたが、不運な負傷が続き、リーグ戦は17試合の出場にとどまった。チームも3部降格が決まったことから、退団が濃厚となっていた。

 すでにスラヴィア・プラハはプレシーズンが始まっており、リーグ戦は7月20日に初戦を迎える。「自分が選んだ道でしっかり活躍して、まわりの人にあの移籍が良かったなと言わせられるようにしたいと思います」。来年のW杯出場に向けて大きな決断を下した26歳に注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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