英クラブが28歳日本人も獲得決断? 1年半前から動向注視…移籍金24億円も「スマートな補強」

ボルシアMGの板倉滉【写真:Getty Images】
ボルシアMGの板倉滉【写真:Getty Images】

トッテナムが板倉滉に関心

 守備の強化に乗り出すイングランド1部トッテナムは日本代表DFの獲得に強い関心を示しているようだ。英メディア「GIVE ME SPORT」はドイツ1部ボルシアMGの板倉滉を獲得する可能性について報じている。

 トッテナムは昨季UEFAヨーロッパリーグを制して17年ぶりのメジャータイトルを獲得。しかし、その一方でプレミアリーグでは降格圏手前の17位と低迷した。その結果、アンジェ・ポステコグルー前監督は解任され、トーマス・フランク新監督の下で再始動を切る。

 各ポジションに補強が求められているなかで、センターバックは特に優先事項とされている模様で、レポートでは「トッテナムは板倉滉の可能性を認識している」とドイツで評価を高め、今夏のステップアップが噂される日本代表DFがターゲットになっていると伝えられた。トッテナムは1年半前から板倉に注目し、コンタクトを取り続けていたという。また、移籍金は1200万ポンド(約24億円)程度と見込まれる。

 中盤でもプレーできる万能性の高さはすでにブンデスリーガの舞台でも証明済み。記事では「彼の能力や多才さ、そして1200万ポンドで獲得可能という事実を見れば、スマートな補強になるだろう」と指摘されていた。

 ただし、英公共放送「BBC」では、トッテナムが川崎フロンターレのDF高井幸大の獲得について移籍金500万ポンド(約9億9000万円)で合意したとも報じられている。両選手揃っての獲得の可能性について未知数だが、過去にはDF町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)獲得の噂も浮上するなど日本代表DFの存在を注視している様子の“スパーズ”の動きには今後も注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング