欧州名手が残留の意思明言「第一の目的」 退団の可能性も去就に楽観視「問題ないと思う」

PSGのジャンルイジ・ドンナルンマ【写真:Getty Images】
PSGのジャンルイジ・ドンナルンマ【写真:Getty Images】

PSGのドンナルンマが言及

 フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマは、現地時間6月23日に米国で開催中のクラブ・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ最終戦でシアトル・サウンダーズ(米国)に2-0で勝利した試合後、去就問題について「ここに残留することが第一の目的」と話した。

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で優勝したPSGは、このクラブW杯の初戦でアトレティコ・マドリード(スペイン)に4-0と大勝スタートを切るも、第2戦でボタフォゴ(ブラジル)に敗れた。最終戦となったシアトル戦は、序盤こそホームの声援も受ける相手の勢いに押されたものの、前半35分にMFヴィティーニャの枠外シュートがFWクヴィチャ・クワラツヘリアの背中に当たってゴールするラッキーな先制点を奪う。後半21分には、カウンターからDFアクラフ・ハキミが2点目を奪い、2-0で危なげない勝利を飾った。

 不覚を取るようなことがあれば敗退の可能性があったゲームを終えたドンナルンマは、CL決勝まで戦った疲労が懸念されるなかで始まっている今大会について「間違いなくエネルギーもポテンシャルもある。でも、重要なのは常に改善し続けることだ。ボタフォゴ戦のように負けることもあるけど、重要なのは継続すること。PSGは偉大なチームであり、改善への意志もあるし、可能な限り全てのゲームに勝利したい。何よりもこのような重要な大会で行けるところまで行きたいし、最後の最後まで勝利を目指したい」と話している。

 そして、フランス紙「レキップ」などが退団の可能性を報じた去就問題について「以前にも話したけど、ここに残留することが第一の目的だ。代理人や(クラブの)ダイレクターとともに進めていくけど、問題ないと思う」と話している。

 PSGはグループリーグB組の首位通過を決め、A組の2位通過チームと対戦する。インテル・マイアミ(米国)が対戦相手となれば、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの古巣対決となり、守護神ドンナルンマとの対決が実現することになる。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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