日本代表DFが“古巣”の勇姿に感動「誇らしい」 世界の舞台に5000人集結「レッズらしいなと」

町田浩樹とサッカー教室に参加した
イングランド2部ルートン・タウンの日本代表DF橋岡大樹とベルギー1部ユニオン・サンジロワーズの日本代表DF町田浩樹が6月22日、都内で行われた不動産投資クラウドファンディングサービス「COZUCHI」が主催したサッカー教室に参加した。集まった約90人の小学生と一緒にゲーム形式を楽しむなど交流した。
ゲーム終盤ではガッツポーズも飛び出した橋岡は「みんながサッカー楽しんでくれたのは本当に良かったです。見ての通り、僕も楽しんじゃって、本気で最後にガッツポーズしてました。みんなが元気にやってくれたので、日本サッカーの未来は明るいなと思います」と振り返った。町田も「僕も橋岡もヨーロッパに住んでいて、なかなか日本の子供達と触れ合う機会がないので、こういう機会を作ってくださって感謝しています。みんな元気で楽しかったです」と話した。
刺激を受けた。橋岡の古巣である浦和レッズは現地時間6月21日、クラブワールドカップで欧州チャンピオンズリーグで準優勝のインテルと対戦。前半11分にMF渡邉凌磨のゴールで先制に成功したが、試合終盤に2失点を喫して逆転負けとなった。グループリーグでの敗退が決まったが、その奮闘ぶりは世界にも、そして橋岡の心にも響いた。
「僕はやっぱり浦和レッズがすごい好きで、もちろんリーグ戦も見ていますけど、こういうデカい大会で浦和レッズが力を示してくれると信じながら見ていました。グループステージ敗退になりましたけど、やっぱりレッズがああいう大舞台でプレーしていることは、日本人としてはものすごい誇らしいです。サポーターも5000人も駆けつけているのも浦和レッズらしいなと思って。やっぱり僕は浦和レッズが好きだなと思いました」
今季は所属するルートン・タウンでは負傷に悩まされ、リーグ戦は17試合の出場にとどまった。不完全燃焼のシーズンに終わったが、来季は子供の頃から夢見たワールドカップ(W杯)に出場するためにも、大事なシーズンとなる。
「来年W杯があるので、そこにしっかりメンバーに入ることが目標。そこまでにやらないといけないことがやっぱりあるので。結果を出すことから一つずつやって、W杯のメンバーに入って、その後に活躍したいと思います」
古巣から刺激を受けた26歳が、勝負の来季へ気持ちを新たにした。
(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)