森保監督が久保に“珍要求”「キャプテン翼になって」 会見で特大の期待「世界のトップ取れる選手に」

日本記者クラブで会見を行った
日本代表・森保一監督が6月16日、都内の日本記者クラブで会見を行った。1年後に迫った2026年北中米ワールドカップ(W杯)に向けて、「まだまだW杯優勝の本命国として舞台に立つには、世界のトップトップと見比べた時に差があると思いますが、選手の持っている力、これからの成長、組織力、和を持って戦えば、W杯優勝も実現可能だと思っています。世界一を視野に入れて準備して、W杯に臨めるようにしたいと思っています」と意気込んだ。
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日本代表では初めて2期連続で指揮を執っている森保監督。批判にも多くさらされる職業だが「プレッシャーはありますけど、ストレスは全くないですね」と断言。「勝敗であったり、成績であったり、試合内容であったり、ということで批判もあることは間違いないですけど、サッカーだけでなく色んなスポーツ、何をやっても賛否両論あるかなと思っています。批判を含めて見てくださっている輪が大きくなることが幸せだなと思っています」と明かした。
また会見では大谷翔平のようなスーパースター選手の育成についての質問も飛んだ。「スター選手の存在は大切だと思います。大谷さんのような世界のホームラン王になれる、MVPを獲れるような選手がサッカーの舞台でも、将来的にはにバロンドールを獲れるような選手が出てきくれることを願っています」と言及。そのうえで「最初からまだ実力もない中、スター選手として作り上げることは本人のプレッシャーにもなると思いますし、全体的な競技力を上げてこそのスーパースターの存在がさらに重要になると思います」と見解を示した。
6月10日のインドネシア戦ではキャプテンマークを巻いてチームを勝利に導いた久保建英についても言及。「メッシではなく、キャプテン翼になってほしい。世界のトップを取れるような選手に、さらに成長していってほしいなと思います」と期待を寄せた。
(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)