日本代表ユニで初採用のデザイン 自国開催となった五輪で着用の1着「ある意味らしくない」

東京五輪時の代表ユニフォームに注目【写真:Getty Images】
東京五輪時の代表ユニフォームに注目【写真:Getty Images】

東京五輪の時に着用していたユニフォームに注目

 森保一監督率いるサッカー日本代表は、2026年北中米ワールドカップ(W杯)の出場権を史上最速で獲得しているが、「FOOTBALL ZONE」では今回、これまで着用した歴代のユニフォームを深掘り。サッカーユニフォーム研究家である「ともさん」に自国開催となった東京五輪の時に着用していたユニフォームについて語ってもらった

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 テーマは「日本晴れ(ニッポンバレ)」で、前面には浮世絵からインスピレーションを得たグラフィックを使用し、背面には鮮やかなブルーを採用。襟元には「侍魂」「撫子魂」のサインオフは、逆さにすると「日本晴れ」の文字になる。

「日本代表として初めてのカモフラージュを採用したデザイン。日本代表が、日本中に希望を与える『日本晴れ』のような存在であって欲しいという願いが込められている。それぞれの地点で見てきた空が一つにつながっていく様子を、5色のブルーを用いた“スカイコラージュ”で表現。ある意味で日本代表らしくないチャレンジングなデザイン。これもオリンピックイヤーならではか? 巷では賛否あったようだが、個人的にはadidasのプレゼンがとても素晴らしいと感じた。あの苦しかったカタールワールドカップ予選で着用し、逆境を跳ね返すユニフォームだったと感じている」と、ともさんは言及している。

 また、アウェーモデルはホームと同じコンセプト。「スカイコラージュを用いて、迷いのない澄み切った心模様がひとつにつながっていく様を、濃度の違うホワイトで表現しています。ひとりひとりの選手やサポーターが見てきた空と心模様がひとつになることで、雲ひとつない希望の空に向かっていく『日本晴れ(ニッポンバレ)』のコンセプトが完結します」(JFA公式より)

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