日本代表MFが「新たな契約を結ぶ」 残留の可能性浮上…プレミア名門が撤退と現地報道

今季は負傷の影響でリーグ戦23試合の出場にとどまった
ポルトガル1部スポルティングでリーグ連覇に貢献した日本代表MF守田英正は、2024-25シーズン限りでクラブとの契約が満了を迎え、去就が注目されている。一部ではイングランド・プレミアリーグのクラブへの加入も報じられてきたが、英メディア「Sport Witness」は、日本代表MF田中碧の所属するリーズは獲得を取りやめたと伝えている。
30歳となった守田は2024-25シーズンに公式戦35試合に出場して2得点3アシストを記録した。チームの2冠に貢献したものの負傷離脱の期間も多く、リーグ戦は23試合の出場にとどまっていた。
来シーズンのプレミアリーグ復帰を決めたリーズは、かつて川崎フロンターレでコンビを組んでいた守田の獲得を検討していたようだが、今シーズンのパフォーマンスから獲得レースから撤退することにしたという。
さらに記事では「守田はスポルティングと新たな契約を結び、より長い期間を過ごすことになるかもしれない。今シーズン、この日本人選手は負傷に悩まされ、タイトル獲得への貢献は最小限だった」として、「年初にはクラブとの契約延長を断り、プレミアリーグへの移籍を探っていた。しかし、最有力候補だったプレミアリーグ復帰を決めたリーズが興味を示さなくなったため、英国行きは遠ざかっているように思われる」と、ポルトガルの名門に残る可能性が高まっているとした。
スウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュもアーセナルへの移籍が報じられているなか、守田の残留はスポルティングには明るい話題のはず。プレミアリーグへのあこがれを公言してきた守田だが、2025-26シーズンはどこで戦うことになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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