日本代表が「奇抜なカラーを採用」 “派手”な1着は「ブラジルW杯にあやかった」

ブラジルW杯時のユニフォームに注目【写真:Getty Images】
ブラジルW杯時のユニフォームに注目【写真:Getty Images】

2014年ブラジルW杯で着用

 森保一監督率いるサッカー日本代表は、2026年北中米ワールドカップ(W杯)の出場権を史上最速で獲得しているが、「FOOTBALL ZONE」では今回、これまで着用した歴代のユニフォームを深掘り。サッカーユニフォーム研究家である「ともさん」に2014年ブラジルW杯で着用していたユニフォームについて語ってもらった。

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 シンプルなデザインだが、背中に描かれた赤いラインは選手が円陣を組むと輪になり、チームの一体感を表す。アルベルト・ザッケローニ監督の下、期待は大きかったが、1分2敗で1勝もできずにグループステージ敗退となった。

「円陣」とテーマに「馴染み深いジャパンブルーへと戻った2014年。背面上部に横のネオンカラーの一本線を配置。円陣を組むとその線が繋がり、一つの円を描き出し『結束』を表現している。また胸のエンブレムから放射状に伸びる11本のラインは円陣後にピッチに散らばる選手を表現している。2012年から引き続いてシャツ・パンツ・ソックスが同色となっている」とデザインについてともさんが言及している。

 また、「オーセンティックユニフォームの素材『adizero』はとにかく軽くて薄い。2015年のアジアカップでは前回優勝チームとして優勝パッチおよびゴールドの番号で臨むもノックアウトステージ一回戦でPK戦の末敗れている。この胸についた前回優勝パッチは2015年大会で初めて採用され(2011年大会において前回優勝チームのイラクは袖の大会パッチがゴールドになる仕様だった)、それが日本代表であったことは誇らしかったし、ユニフォーム好きとしては大きなトーナメントでのパッチだらけのユニフォームは大好物である。2ndユニフォームがネオンイエローという奇抜なカラーが採用されたのは日本代表史上初。2014ブラジルW杯にあやかってのブラジルカラーだった」と、素材やパッチ、奇抜な2ndユニフォームにも注目している。

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