歴史的な日本代表ユニ…本田圭佑が嫌がった? 呪縛を解いた「日の丸レッド」のレアモデル

2012年ロンドン五輪で着用
森保一監督率いるサッカー日本代表は、2026年北中米ワールドカップ(W杯)の出場権を史上最速で獲得しているが、「FOOTBALL ZONE」では今回、これまで着用した歴代のユニフォームを深掘り。サッカーユニフォーム研究家である「ともさん」に2012年ロンドンオリンピックで着用していたユニフォームについて語ってもらった。
毎週の土日は“無料”でサッカーライブ観戦 DAZNの「WEEKEND FOOTBALL」はコチラから!
「結束の一本線」をテーマに、青の濃淡を基調として中央には赤いストライプがデザインされた。「前年に発生した東日本大震災からの復興を目指すために日本が一丸となることを示す胸の一本線。線の中には『all support for japan』の文字が施されている。2010モデルから引き続きエンブレムや日の丸などはスクエア配置、また素材も『フォーモーション』型と『テックフィット』型の二つを継承している。シャツ・パンツ・ソックスが全てダークネイビーで基調となった初めてのモデル。ソックスにも縦一本の赤線が入るため、本田圭佑などはFKの際に足の振りがバレるのを嫌って前後逆に履いていたという話もある」と、当時を振り返った。
また、2ndユニフォームは「毛筆調の八咫烏が飛翔するグラフィックで1stと別デザインとなっていて、それぞれの違いが楽しめるものとなっている」。さらに2ndの五輪モデルでは珍しく赤を基調としており、「日の丸レッドへ変貌。かつて赤ユニ時代にアジア予選を突破できなかった因縁のユニフォームがロンドンの地でベスト4へと躍進し『赤ユニ』の呪縛を解いた。JFAエンブレムとadidas三本線のないオリンピック仕様で着用された」と、通常モデルとの違いについても注目している。
page1 page2