移籍市場最終日の“悲劇”はもう御免だ! マンU守護神がレアルへの売却を懇願か

 

2015年夏の移籍市場で、レアル行きが前代未聞の破談となったデ・ヘア

 マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアは、一昨年の夏の移籍市場でレアル・マドリードとの移籍が合意に達しながらも、書類提出期限に間に合わず移籍が破談となる悲劇を味わった。その繰り返しを避けるために、すでにユナイテッド側に移籍願望を口にしていると、スペイン紙「マルカ」が報じている。

 デ・ヘアは移籍マーケット最終日の2015年8月31日にレアルとの契約交渉が進展しながらも、ユナイテッドから必要だった書類の到着が遅れて提出が間に合わないという前代未聞の理由で移籍が成立しなかった。モチベーション維持が非常に厳しい境遇に追い込まれたものの“赤い悪魔”の正守護神の座を譲らず、ここまでプレミアリーグで63試合連続スタメン出場を果たしている。

 それでもデ・ヘアにとって、心のクラブはレアルで変わりない模様だ。同紙によると、すでにデ・ヘアはユナイテッド側に「レアルに売却してくれ」と懇願しており、レアル側も移籍期限から十分な時間を持って“デ・ヘアの移籍完了オペーレション”を済ませることを確認。5年ないし6年契約で合意に達する予定だとしている。

 

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