日本代表、インドネシアに6-0で大勝 主将・久保が1ゴール2アシスト…プレーヤーオブザマッチに選出

6-0のゴールラッシュで締めくくった
日本代表が6月10日の2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)最終予選のラストゲーム、インドネシア戦を6-0のゴールラッシュで締めくくった。
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大阪府の吹田スタジアムで行われたゲームで日本の森保一監督は、6月6日のオーストラリア戦からスタメン9人を変更。日本は前半15分、左サイドの奥深くへ進出したMF三戸舜介が落ち着いて中央をルックアップすると、右足クロスで相手DFの間に走り込んできたMF鎌田大地にピタリと合わせる。鎌田は冷静にヘディングシュートで叩いて決め、日本が先制点を奪った。
さらに日本は前半19分に左コーナーキックを得ると、この試合のキャプテンマークを巻き「10番」を背負ったMF久保建英がショートコーナーを選択してドリブルでペナルティーエリア内に進出。中央へのパスは相手にカットされたものの、こぼれ球を拾った久保が右足で蹴り込んでリードを2点に広げた。
そして前半アディショナルタイム、中盤でMF佐野海舟からのパスを受けた久保がMF鎌田大地につなぐと、コントロールで相手をかわした鎌田はペナルティーエリア内でシュートフェイントも入れながら相手の動きを見極め、最後は冷静にループシュート。このテクニカルな一撃で3-0としてハーフタイムへ入った。
後半に向け鎌田からMF中村敬斗への交代を行った日本は攻撃の手を緩めない。後半9分には中村から左サイドに開いたFW町野修斗へ展開すると、町野は中央の混戦を超える浮き球をファーサイドへ。ここに走り込んできたMF森下龍矢が冷静に蹴り込んで代表初ゴールとなる追加点奪った。さらに後半13分、中盤でパスを受けた佐野がドリブルで前進して町野へパス。町野が久保につなぐと、久保は相手を引き付けて左足の内側でボールをすくい上げて背後へ落とすテクニカルなラストパスを供給。これを町野が冷静に蹴り込んで、5-0と圧倒的な点差をつけた。
日本は後半16分にMF佐野航大が途中出場し、兄の海舟と兄弟で同時出場に。これは2006年8月16日にアジア杯予選イエメン戦に出場した佐藤勇人、寿人の双子以来19年ぶり。アジア最終予選での兄弟出場は、1993年10月のアメリカ予選の三浦泰年、知良以来、2組目となった。さらに後半24分にはMF佐藤龍之介が途中出場のピッチに立ち、18歳237日での最終予選デビューは、香川真司の19歳212日を抜いて最年少に。また、国際Aマッチデビューは市川大祐、久保建英、小野伸二に次ぐ歴代4位の年少記録となった。
後半35分にはゴール正面でFW細谷真大がこぼれ球を押し込んで6点目。3月までに本大会出場を決め、この6月シリーズでは大幅にメンバーを入れ替えた森保ジャパンだが、この最終予選のラストゲームを大勝で飾ってトータル7勝2分1敗の勝ち点23、C組を首位通過で終えた。
(FOOTBALL ZONE編集部)