森保監督、10番・久保建英を絶賛「言葉、姿勢素晴らしかった」 キャプテン託した理由も明かす

6発ゴールラッシュにも「すべての面でレベルアップ必要」
サッカー日本代表は10日、大阪・パナソニックスタジアム吹田で行われた2026年北中米W杯アジア最終予選インドネシア戦に6-0で大勝した。最終予選ラストマッチを圧倒的なゴールラッシュで締めくくり、森保一監督は「選手たちがこの活動期間、毎日、自分たちできることをやっていきながらレベルアップしようとしてきたことがこの結果につながった。選手たちの努力が、選手たちの持っている力がこの結果につながったと思います」と振り返った。
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敵地でのオーストラリア戦から、森保監督は先発を大幅に入れ替えてこの試合に臨んだ。試合は前半15分、三戸舜介のクロスに鎌田大地が頭で合わせて先制。同19分にはキャプテンマークを巻いたMF久保建英が芸術的なテクニックから右足で決めてリードを広げた。アディショナルタイムには久保建英と鎌田の連携から鎌田が技ありのループシュートを決め、前半だけで3-0と試合を優位に進めた。
後半も攻撃の手を緩めず、9分にMF森下龍矢が代表初ゴールを記録。同13分には町野修斗や久保の華麗な連係から街のが追加点を奪い、終盤には18歳の佐藤龍之介が最終予選デビュー。最後は細谷真大のゴールで締めくくり、森保ジャパンは今予選を7勝2分1敗で終え「勝つことはもちろんですけど、アジアで勝つだけことが目標ではない中で、選手が個々の殻を破ってチャレンジして成長しようということを、トレーニングの中から、そして試合中でも1点取って満足するのではなく、次の点、次のチャンスを取り続けることをやってくれたことがよかった」と語った。
最終予選はこれで終わり、ここからW杯本大会への準備が始まる。指揮官は「まだまだたくさんのものを身につけないといけないと思いますし、選手もチーム全体もレベルアップしないといけないと思います。全てのレベルアップが必要だと思います」と語り、本大会に向けて気持ちを引き締め直していた。
また、久保にキャプテンマークを託したことについて「この活動の前の会見でも、タケにはこのチームでリーダーとしての役割を担ってほしいと、姿勢を持ってみんなに示してほしいと話した中でキャプテンをやってもらいました。キャプテンマークを巻いてより責任感が増すということはあることかもしれない。本人のプラスになったらいいな、と思います。今日はみんなにかける言葉から、プレーでも引っ張っていこうという姿勢は素晴らしかった」と理由を明かしていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)