日本人の新エース「探しています」 得点王移籍か…欧州クラブCEO熱望「もちろん欲しい」

移籍の可能性があるアドリアーノ・ベルタッチーニ【写真:Getty Images】
移籍の可能性があるアドリアーノ・ベルタッチーニ【写真:Getty Images】

シント=トロイデンの立石敬之CEO「日本を背負って立つようなストライカー」

 ベルギー1部シント=トロイデンVVは6月7日、千葉県八千代市で小学生のサッカー大会「マルハン×シント=トロイデン VV カップ supported byキリンビバレッジ」を開催した。大会ゲストとしてシント=トロイデンの立石敬之CEOも参加。リーグ得点王の代役となる「ストライカーは探しています」と語った。

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 今シーズン日本人選手が7人所属していたシント=トロイデンだが、FW小森飛絢が浦和レッズ、DF小川諒也が鹿島アントラーズに移籍。取材に応じた立石CEOは、新たな日本人の獲得について「人数は決めていません。選手たちの動向にもよるのかなと。必要なポジションだったら獲ります」と展望を明かした。

 6月シリーズの日本代表には、Jリーグからも複数選手が招集された。具体的な選手名を挙げることは避けた立石CEOだったが、「試合はいっぱい観ています。僕らの必要なポジションがそこであれば、今回の代表選手は、リストには名前が出てくるような選手たちだと思います」と注視していることを示唆した。

「あとは、もちろん所属チームとの兼ね合いもあるだろうし、移籍のタイミングとかもいろいろあると思うので」と話した立石CEO。今夏にも獲得する可能性のある日本人選手のタイプについては、「総合的に見て獲得が可能な選手であり、私たちのリストの中に入っている選手になると思います」と話すにとどめた。

 一方、今季リーグトップタイ21得点のFWアドリアーノ・ベルタッチーニにステップアップの噂も出ている。立石CEOは「ストライカーは探しています。こだわってはいないですけど日本人がいれば。当然、日本人だったら誰でもいいというわけではないです。僕らが思い描いているような、日本を背負って立つようなストライカーがいれば、もちろん欲しいと思っています」と新エースを熱望した。

(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)

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