「異彩を放っていた」日本代表ユニ 国土を表現…W杯で採用の1着「近代ではおそらく初だと」

ドイツW杯で着用したユニフォームに注目
森保一監督率いるサッカー日本代表は、2026年北中米ワールドカップ(W杯)の出場権を史上最速で獲得。「FOOTBALL ZONE」では今回、これまで着用した歴代のユニフォームを深掘り。サッカーユニフォーム研究家である「ともさん」にドイツW杯で着用したユニフォームデザインについて語ってもらった。
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ドイツW杯アジア予選はアジアカップで着たユニフォームを使用した。そして本大会では「サムライブルー」にふさわしく、日本刀をイメージさせる刀文のラインが脇に入ったデザインを採用。日本はグループステージ1分2敗で敗退となった。
「『SAMURAI BLUE2006』というキャッチフレーズが誕生し、日本刀の刃文(刀身に見られる波模様)がモチーフとなっている。海の青から空のスカイブルーへ。海に囲まれた日本の国土を表現している。この年のアディダス契約各国は同じ『TEAM GEIST(チームガイスト)』という共通テンプレートを使用。その中でも脇に幾重にも連なる刃文を持つ日本代表ユニフォームは異彩を放っていた」と、ホームユニフォームについてともさんが注目ポイントを挙げている。

「また、アウェーユニフォームでは刃文が前面左側に左右非対称に配置されている。このようなホームとは明らかにデザインパターン(縫製なども含め)が異なるのは近代日本代表では初だと思われる」と、珍しいデザインで合ったアウェーユニフォームにも言及している。
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