独誌がアウクスブルク宇佐美を酷評 降格危機のチームで「なんの役割も果たしていない」

16位に低迷する要因の一つに今季の補強失敗を挙げる

 ブンデスリーガは今シーズンも残り4試合と終盤戦を迎え、バイエルンが5連覇に向けて順調に歩みを進めている。それと同様に注目されているのが、熾烈な残留争いだ。その中でドイツ誌「フォークス」の電子版では、現在2部3位とのプレーオフに回る16位に沈むアウクスブルクの特集が組まれており、日本代表FW宇佐美貴史についても言及されている。

「信じがたいことだが、FCアウクスブルクは今年落ちる可能性がある」との書き出しで始まる文章では、2011-12シーズンから6シーズン連続となるブンデス1部での今季の戦いで、苦戦を強いられている理由が列記されている。「創造的なアイデアを実現するため、組織だった試合はなく、守備力に関しても非常に弱い試合が多い」と、攻守両面で弱体化している現状を厳しく指摘している。

 また中小クラブゆえの、小規模な予算でのやり繰りについても触れられている。特に今シーズン開幕前に移籍市場で積極的な動きを見せなかったとし、その失敗の一人として宇佐美の名が挙げられている。

 

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