英名門は三笘獲得へ「素早く動かないと」 独王者との争奪戦に専門サイト提言「確保は重要」

アーセナルはプレミアリーグ2位で優勝を逃した
2024-25シーズンのプレミアリーグは全日程を消化し、多くのクラブはオフに入った。日本代表MF三笘薫の所属するブライトンも全日程を消化したが、三笘の周囲はにぎわっている。ドイツ1部バイエルンからの関心が報じられて、その去就が注目されているなかで、アーセナル専門サイト「Just Arsenal」は、三笘を獲得するために早く動くべきだと論じている。
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2024-25シーズンに三笘は、公式戦41試合に出場して11得点4アシストを記録。日本人として初めてプレミアリーグで2桁ゴールを記録した選手にもなり、安定した活躍が見込めることを証明した。
そんな三笘に対してはブンデスリーガ王者に返り咲いたバイエルンが関心を示した。これまでもアーセナルは「攻撃にスピード、創造性、ゴールに直結する力をもたらせる」存在として三笘獲得の有力候補だった。
冬の移籍市場ではサウジアラビアからの大きなオファーを断ったブライトンだが、今夏の移籍市場では売却に応じる可能性があるとみられている。これまでアーセナルはスペイン1部レアル・マドリードのブラジル代表MFロドリゴに触手を伸ばしていたが、スペインでの評価は高く、今夏の移籍は実現の可能性が低くなっている。そのため、「彼ら(アーセナル)は三笘に関心を戻した」と伝えている。
一部では、アーセナルがブライトンとの交渉をスタートさせたとされるが、バイエルンも三笘の獲得レースに加わってきた。バイエルンはヴァンサン・コンパニ監督が三笘を移籍市場のターゲットの一人に据えたとされ、金銭的な強みに加え、UEFAチャンピオンズリーグでの立ち位置から、三笘に関心を持つ他クラブにとっては脅威となっている。
記事では「アーセナルは三笘をプレミアリーグに留めておきたいのであれば、素早く、決定的な動きをしなければいけない。彼は現在獲得できる選手のなかで、最もエキサイティングなウイングの一人で、彼をヨーロッパのライバルに取られることは打撃になる。クラブが複数の大会でタイトルを真剣に目指すのなら、三笘のような実力者の確保は非常に重要となる」と、三笘の移籍を早くまとめるべきと主張した。
次なるステップアップ移籍への期待値が高まっている三笘だが、2025-26シーズンの開幕時には、どのクラブのユニフォームを着ているだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)