三笘ら主力ズラリ…日本代表から外れた“主な選手” 3月から入れ替わった「14/27」

3月から招集外となった三笘や伊東ら、故障影響の谷口や冨安らも選外に
6月の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選、敵地オーストラリア戦とホームでのインドネシア戦に向けた日本代表メンバーが発表された。すでに本大会出場を決めていることもあり、7選手が初招集。前回の3月シリーズから14人が入れ替わる大幅なメンバー変更が行われたことで、一部のコアメンバーたちが選外となった。
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キャプテンのMF遠藤航(リバプール)やMF鎌田大地(クリスタル・パレス)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)ら一部の主力選手は継続して招集された。森保一監督は記者会見で「絶対的な基準があるかと言われると、お答えしづらいとことはありますけど」と前置きしたうえで「年間を通して試合に出て、出場試合数が多いことと、シーズン通して戦うなかで怪我が多くなってきている選手を今回は招集しないということで考えてこのメンバーにしました」と選考基準について言及していた。
3月シリーズから招集外となった選手を見ていくと、欧州組のDF板倉滉(ボルシアMG)、MF守田英正(スポルディング)、MF田中碧(リーズ)、MF旗手怜央(セルティック)、MF南野拓実(モナコ)、MF堂安律(フライブルク)、FW三笘薫(ブライトン)、FW伊東純也(スタッド・ランス)、FW上田綺世(フェイエノールト)、FW前田大然(セルティック)は指揮官の明かした基準でいうところの年間を通して試合に出ていた選手たちに相当するといえそうだ。
その他では、DF伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン)は3月末に右足中足骨骨折で戦線離脱中。FW古橋亨梧(スタッド・レンヌ)は昨年11月シリーズ、3月シリーズと継続して招集されてきたが今回は選外に。1月の移籍後に出番が激減したことが響いていそうだ。
DF菅原由勢(サウサンプトン)は今季公式戦31試合に出場してプレータイムはおよそ1500分。同じプレミアの舞台で戦い招集を受けた鎌田よりも試合出場やプレータイム(42試合/約2100分)は少なかったが招集外という形に。DF中山雄太(町田ゼルビア)は国内組の中では唯一前回から外れた選手となった。
3月シリーズには選ばれていないものの、カタールW杯の主力選手であるDF谷口彰悟(シント・トロイデン)、FW浅野拓磨(マジョルカ)、DF冨安健洋(アーセナル)といった選手も招集されなかった。谷口は昨年11月に負ったアキレス腱断裂の重傷から復帰したばかり。浅野は初挑戦のスペインで公式戦23試合2ゴールにとどまっており、冨安は膝の負傷による長期離脱から戦線復帰の見通しが立っていない。
(FOOTBALL ZONE編集部)