日本人DFの欧州名門移籍は破談か 金額交渉”折り合わず“…現地報道「払いたくなかった」

ヘントの渡辺剛【写真:Getty Images】
ヘントの渡辺剛【写真:Getty Images】

ヘントDF渡辺剛のフェイエノールトが関心を示していた

 ベルギー1部KAAヘントに所属するDF渡辺剛の名門移籍が破談になってしまったと、オランダメディア「voetbalprimeur」が報じた。

 レポートによると、オランダのサッカーメディア「Voetbal International」で名門フェイエノールトの番記者であるマルティン・クラベンダム記者が「彼らは渡辺とはもう付き合わないつもりだ。KAAヘントが高額な移籍金を要求しているので、方針を変える」とコメント。渡辺獲得を取りやめたとしている。

 また、クラベンダム記者は「彼は昨年ボローニャに行くこともできたはずだ」として、「彼らも1000万ユーロ(約16億円)は払いたくなかった。もちろん投資への価値なんてない。3年後には彼は30歳になるんだから」と、現在28歳の渡辺について、移籍金の金額と年齢の兼ね合いを問題に挙げた。

 中央大学から2019年にFC東京入りした渡辺は、3シーズンプレーした後の22年1月にベルギー1部コルトレイクへ移籍。23年夏にKAAヘントへ移籍し、今季はリーグ27試合出場2ゴールを記録している。移籍情報サイト「transfermarkt」によれば、契約は2027年6月末までとされている。

 フェイエノールトは主力DFデイビット・ハンコの退団が浮上しているため、後任のセンターバックを探している状態にある。渡辺はそのリストの筆頭かと見られていたが、今後再び状況が変わることはあるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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