ドイツで5年間…日本人が退団へ「母国へ帰ることが確実」 Jリーグ復帰濃厚と現地報道

ハノーファー室屋成が日本復帰確実か、ドイツ紙が「室屋は日本へ」と報道
ドイツ2部ハノーファーに所属する元日本代表DF室屋成は、2024-25シーズン終了後にクラブを退団するようだ。退団後、日本でのプレーを選択する可能性もあると、ドイツ紙「ビルト」が報じている。
室屋は今シーズンリーグ戦26試合に出場。5月11日のドイツ2部第33節フュルト戦(1-1)では3試合ぶりにピッチに立ち、先発フル出場をしている。今年2月には太ももの負傷で4試合を欠場したが、ほとんどの試合で先発しており、8位のチームに貢献している。
そうしたなか「ビルト」は「室屋は日本へ」と見出しを打ち、ハノーファーを退団する見込みであると伝えている。記事では、「チーム内には、スポーツ・ダイレクターのマルクス・マン氏が獲得に関与していない選手が3人しかいない。そのうちの一人が室屋成だ。日本人は2020年にFC東京から5万ユーロ(約800万円)の移籍金で加入した。スーパーバーゲンの補強だった。室屋はフュルト戦でハノーファーでの150試合目の試合をプレーしたが、これが最後のホームゲームになる見込みだ」と、報じている。
試合後には退団選手のセレモニーが行われ、すでに退団の決まった8人の選手がホームのファンと別れを惜しんだという。このなかに室屋は含まれていなかったが、「ビルト」は「私たちの情報では、5年間を過ごして母国へ帰ることが確実だ」と、4月に31歳となった室屋が日本に復帰することを確実視している。日本代表としても16試合に出場経験のある実力者が、どのような選択をするかが注目だ。
page1 page2