どろ沼の“名門”にエール「空気変わる」 5連敗&9戦勝ちなし…森保監督「チームは生き物だなと」

森保一監督が横浜FMと柏の試合を視察した【写真:徳原隆元】
森保一監督が横浜FMと柏の試合を視察した【写真:徳原隆元】

横浜FM-柏を日産スタジアムで視察

 日本代表の森保一監督が5月14日、J1リーグ第14節・横浜F・マリノス-柏レイソルを日産スタジアムで視察した。試合は、柏が2-0で勝利し、4連勝。対する最下位の横浜FMはこれで9戦勝ちなしとなり、「本当にサッカーは怖い」と話した。

 横浜FMはパトリック・キスノーボ監督が正式に就任して、2試合目だった。だが前半から劣勢で、シュート数は柏の7本に対し、わずか1本。後半の立ち上がりは相手ゴールを脅かす場面もあったが、11分にMF小泉佳穂に先制点を許すと、アディショナルタイムの46分にはFW木下康介に追加点を許した。

 これで3月16日にガンバ大阪に勝利して以来、9戦勝ちなし。AFCチャンピオンズリーグエリート準々決勝でも敗れているため、約2か月勝利から遠ざかっている。森保監督は「一つ何か歯車が狂っただけでチームの状態が良くもなれば、そうでもなくなる。本当にチームは生き物だなと、改めて今日思って見ていました」と振り返った。

 現役時代は残留争いも経験している指揮官。「1勝すれば、空気が変わると思いますし、ひとつのプレーで結果も変わってくる。特にJ1は38試合もあるので。まだまだ可能性はあると思います」とエールを送った。

(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)

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