エイバル乾、今季充実の秘訣は”通訳なし” 指揮官の信頼揺るがず次節スタメン復帰へ

スペインメディアが一時帰国後の乾を特集

 エイバルのMF乾貴士は4月初頭にクラブの経営的戦略によって一時帰国し、安倍晋三首相が主催した夕食会に出席した。この経緯については日本とスペインの両国メディアが大きく伝えたが、乾が通訳なしで異国での戦いに臨んでいる様子をスペインメディア「deia」が報じている。

 乾はクラブの日本における市場開拓の方針もあって、スペイン国王の来日に伴い帰国。その間に行われたラスパルマス戦とセルタ戦を欠場することになった。

 この決断は現場を預かるホセ・ルイス・メンディリバル監督にとっても予期せぬものだったことが伝えられ、定位置を確保しつつあった乾は一時帰国後の初戦でベンチスタートとなり、後半開始から投入されたとしている。

 そのなかで日本人の乾が、昨シーズン途中から個人通訳を付けずにプレーしていることについても触れられている。メンディリバル監督は「通訳自体はとても素晴らしい人物だったが、生活部分にも関連しすぎていたので、あえて取り除いたんだ」と説明した。

 

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