ドルトムント香川、逆転でのCL4強導けず 独紙採点はチーム7位タイの低評価

2シャドーで先発も相手の厳しいマークに手を焼く

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、現地時間19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦のモナコ戦に先発フル出場。トップ下の位置で奮闘したが、相手MFの厳しいマークにも手を焼いた。独メディアからの評価もチーム7位タイと今ひとつだった。チームも1-3と完敗し、2戦合計3-6でベスト8敗退の屈辱を味わっている。

 最低でも2得点が必要だった第2戦、トゥヘル監督は3-4-2-1システムを選択。香川は主将MFロイスと1トップ下の2シャドーで起用された。しかし、開始3分で失点するなど出端をくじかれると、その後は4バックに切り替えるなど早々にゲームプランの切り替えを余儀なくされた。欧州屈指の破壊力を持つモナコを相手にDF陣の不安定さは第1戦から改善されずに、3失点して敗れた。

 香川は後半に入ると、相手陣内で前を向いてプレーする回数が増えた。何度か左サイドのいい位置で直接FKを獲得するなどチャンスも作った。しかし、対峙したモナコMFバカヨコの厳しいチェックに苦しめられるなど、決定的な働きを見せることができなかった。

 辛口採点で知られるドイツ地元紙「ルールナハリヒテン」紙の採点(1が最高、6が最低)で、香川はMFヴァイグルと並んで3.5点。チーム内7位タイという今ひとつの評価だった。

 

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