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宿敵に屈辱の4失点「状況を悪化させた」…監督解任のブラジル、後任はポルトガル人指揮官か

ブラジルの監督人事に注目
ブラジル代表は2024年1月からチームの指揮を執っていたドリバウ・ジュニオール監督を解任した。後任にはサウジアラビアのアル・ヒラルを率いるポルトガル人のジョルジェ・ジェズス監督が浮上している。
2026年北中米ワールドカップ(W杯)予選で4位と苦戦を強いられている中での決断だった。W杯において世界で唯一第1回大会から22大会連続で出場しているブラジルだが、今予選では14試合終了時点で勝点21の4位。出場枠が6.5枠に拡大されたため、6位までが本戦にストレートインとなるが、首位でいち早く出場を確定させたライバルのアルゼンチンとは10ポイント差がついている。3月25日に行われた直接対決では1-4と屈辱の敗戦を喫していた。
ブラジルメディア「グローボ」は「昨年から低調なパフォーマンスと結果がドリバウにプレッシャーを与えていたが、アルゼンチン戦の1-4の敗北が状況を悪化させた」とジュニオール監督の解任について報じた。
次の予選が行われる6月に向けて、後任人事が急がれる。ブラジルサッカー連盟(CBF)のエドナルド・ロドリゲス会長のお気に入りはレアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督のようだが、6月にクラブW杯を控えるなかでイタリア人指揮官がスペインを離れる可能性は低い。その代わりに、有力候補としてブラジルのフラメンゴで指揮を執った経験を持つジェズス監督と接触しているという。
レポートによればアル・ヒラルを率いるこのジェズス監督は5月のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)終了まではクラブに残ることを希望しているものの、代表監督はプロとしての最大の目標であり、クラブW杯は諦めることも厭わないとされる。来年の本大会でセレソンを率いるのはこのポルトガル人指揮官となるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)