下部組織同士の“ミニ・クラシコ”でハプニング 試合後にバルサが謝罪、レアル監督は敵将に敬意
レアル得点後、バルサの選手がキックオフして無人のゴールへシュート
今週末に行われるリーガ・エスパニョーラ第33節、レアル・マドリードとバルセロナとの「エル・クラシコ」は今季リーガの覇権を争う大一番として世界中から大きな注目を集めている。そんななかで両クラブの下部組織同士で戦った「ミニ・クラシコ」で、ちょっとした騒動が起きたとスペイン紙「スポルト」が伝えている。
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ハプニングが起きたのは4月14日から16日まで行われた「ペララーダ・フットボール・トーナメント」という大会でのこと。11~12歳の選手たちが所属する「アレビンC-D」で直接対決し、永遠のライバル同士となる両雄が火花を散らした。
そのなかで第2ピリオドの24分、先制点を奪ったのはレアルだった。子供とはいえ宿敵バルサからのゴールは非常に嬉しかったらしく、GKを含めた全員がバルサ陣内のコーナー寄りに集まって喜び合った。しかしこの際、センターサークル内にレアルの選手がいなかったとしてバルサの選手がキックオフし、無人のゴールへシュートを流し込んだ。
このプレーに対して試合を裁いた主審はゴールを認めず、キックオフをやり直しするように命じた。無人のゴールに決めたバルサ側、喜びすぎたレアル側ともに少々バツが悪そうな様子だったが、試合後バルサはレアルに対して謝罪したという。
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