27歳日本人が「キャリア最高の状態」 重要性を再認識、独名門からゴールで最高評価「戻ってきた」

前田大然がバイエルン戦で今季CLの4得点目を決めた【写真:ロイター】
前田大然がバイエルン戦で今季CLの4得点目を決めた【写真:ロイター】

セルティック前田はCLでバイエルンを相手に得点

 スコットランド1部セルティックは現地時間2月12日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメントプレーオフの第1戦に臨んだ。ドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンにホームで1-2と敗れたものの、ゴールを決めた日本代表FW前田大然は現地メディアで軒並み最高評価となっていた。

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 前田は2点ビハインドで迎えた後半34分、コーナーキック(CK)の流れから途中出場のFWヤン・ヒョンジュンのアシストを受けてヘディングでゴールネットを揺らした。CL今季4得点目で、セルティックの選手として1大会での最多ゴール記録を更新した。

 試合はそのままバイエルンが2-1で勝利。セルティックとしてはホームで手痛い敗戦となり、決勝トーナメント進出に向けて黄色信号が灯ったが、そのなかで存在感を示した前田の評価は高い。

 スコットランド紙「デイリー・レコード」ではチーム単独トップの8点。前田はリーグフェーズ第7節ヤングボーイズ戦でのレッドカードによる出場停止処分が軽減されたことでこの試合に出場できたこともあり、「このアタッカーが戻ってきたことは大きな後押しになった」とその重要性が強調されていた。

 また別の現地紙「ザ・ヘラルド」でもMFアルネ・エンゲルスと並ぶチームトップタイの8点評価。「今季はセルティックのキャリアの中でも最高の状態」「左サイドで先発したが、中央にポジションを移してからのほうが効果的だった」とストライカーとしての働きを絶賛されていた。今季公式戦35試合で22得点。同胞FW古橋亨梧(スタッド・レンヌ)がチームを去ったなかで、頼れる得点源として27歳のスピードスターが存在感を発揮している。

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