バイエルン、ドルトムント戦でノイアーとミュラー欠場 伝統の一戦は両軍スター離脱の飛車角落ち

8日の伝統の一戦「デア・クラシカー」を前に、ドルトムントも野戦病院化

 ドルトムントの日本代表MF香川真司が筋肉系のトラブルで、現地時間8日に行われる敵地バイエルン・ミュンヘン戦を欠場することが決まった。ドルトムントは香川のみならず、ドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルら多くの主力を欠く一方、バイエルンのカルロ・アンチェロッティ監督はドイツ代表GKマヌエル・ノイアー、FWトーマス・ミュラーが欠場することを発表。伝統の一戦「デア・クラシカー」は双方飛車角落ちの戦いとなりそうだ。

 ドルトムントはブンデスリーガ最大の決戦を前に野戦病院と化している。トーマス・トゥヘル監督は会見で「ヴァイグル、香川、ピスチェクは出場できるかとても微妙な状況。バルトラも負傷した」と主力の故障状況を語っていた。地元紙「ルール・ナハリヒテン」によると、香川、ヴァイグルは遠征メンバーから外れ、長期離脱中のマルコ・ロイス、アンドレ・シュールレ、マリオ・ゲッツェ、エリック・ダルムらも欠場となる。

 だが、勝ち点65で首位を独走する王者バイエルンもエースを欠くことになる。バイエルンの公式サイトによると、守護神ノイアーとエースのミュラーが欠場するという。

 3月29日の練習中に左足を負傷し、手術を受けたノイアーは7日の練習で復帰した。アンチェロッティ監督は「すべては計画通り」と回復状態を語る一方で、「明日の復帰は早すぎる。我々はどんなリスクも冒さない」と説明し、ドルトムント戦の出場は見送る。

 

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