初戦前日会見でアギーレ監督に海外メディアから厳しい声 「八百長問題で辞任を考えないのか?」

 

アジア杯パレスチナ戦前日会見で八百長疑惑を追求される

 

 日本代表のハビエル・アギーレ監督が12日のアジアカップオーストラリア大会初戦パレスチナ戦を控えた前日会見で、レアル・サラゴサ監督時代の八百長疑惑に関して海外メディアから辞任の意思を質問されるなど、物議を醸している。

 10-11シーズンの1部残留をかけたリーグ最終戦レバンテ戦での八百長疑惑はスペインのみならずサッカー界の大スキャンダルとなっている。告発の渦中にある指揮官には、海外メディアからも厳しい視線が向けられていた。

 八百長問題がチームに与える影響について質問されたメキシコ人指揮官は「八百長問題の選手の集中に対する影響ですが、私が答えられるのは、私は3週間前にこの件について記者会見を開いている。この場ではお答えいたしません、ということです」と説明。昨年12月27日に日本サッカー協会で約40分間の釈明会見を開き、潔白を主張しているために、この日の記者会見では回答しない意思を示した。

 だが、海外メディアは追求の手をやめない。会見の最後に「八百長問題で辞任を考えないのか?」と率直な質問をアギーレ監督にぶつけた。

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