豪州代表監督「日本は大きな進化を遂げた」敬意も気概露わ J助っ人「全員よく知っている」

会見に出席したミッチェル・デューク(左)とポポヴィッチ監督【写真:轡田哲朗】
会見に出席したミッチェル・デューク(左)とポポヴィッチ監督【写真:轡田哲朗】

前日会見にポポヴィッチ監督、デュークが出席

 日本代表と10月15日に2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4戦で激突するオーストラリア代表のトニー・ポポヴィッチ監督とFWミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア)が埼玉県内で行われた前日会見に出席。親交ある日本へ指揮官へのリスペクトや、試合への気概をそれぞれ明かした。

 オーストラリアは最終予選の初陣で躓く。バーレーン相手に0-1で敗れると、続くインドネシア戦でスコアレスドロー。9月でグラハム・アーノルド前監督が解任となり、ポポヴィッチ新体制で第3戦の中国戦を迎えた。先制を許したオーストラリアだったが3-1で逆転勝利。続く第4戦の日本戦で連勝を狙う。

 日本の森保監督とは、選手時代にサンフレッチェ広島で共闘。ポポヴィッチ監督は「素晴らしい選手でもキャプテンでもあり、人間としてもリスペクトしている」と森保監督への敬意も忘れずに語ると、「日本は大きな進化を遂げた」と、成長を続ける日本を警戒する。

「友達であり同僚の森保さんの力も大きい。日本は1つ強くなったと思ったら、また1つ次の段階に進んでいると思う。ただ、自分はどんなリーグ戦でも1位を目指すし可能だと思うので、そういう信念でやっていきたい」

 また普段はJ1の町田でプレーするデュークは「明日の試合は自分にとって特別な経験になる」と語ると「日本の同じ所属チームの選手がメンバーにも入っているが、オーストラリアの選手が自分に日本がどのようにプレーするかを聞く必要はない。全員日本がどんなプレーをするかはよく知っている」と旧知の相手をしっかりと見据えていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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