サウジアラビアを「恐怖に陥れる」 日本強さの秘密…“三笘と南野の関係性”に対戦国メディア注目

サウジ戦でも期待の三笘薫と南野拓実【写真:徳原隆元】
サウジ戦でも期待の三笘薫と南野拓実【写真:徳原隆元】

日本は現地時間10日にサウジアラビアと対戦

 日本代表は現地時間10月10日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第3戦でサウジアラビア代表と対戦する。これまでアウェーでの対戦成績を見ると勝ち星のない日本にとっては“鬼門”での一戦となるが、現地メディアは「これが、日本がサウジアラビアを恐怖に陥れる要素」と見出しを打ち、中国戦のピッチで示したMF三笘薫とMF南野拓実の関係性に注目している。

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 9月に始まった最終予選で日本は中国戦を7-0、バーレーン戦を5-0と快勝し、2戦合計12得点無失点という成績で10月シリーズを迎える。一方、次戦に控えるサウジアラビアは日本にとって敵地で勝利のない難敵だが、初戦のインドネシア戦を1-1、第2戦の中国戦は2-1の辛勝と、波に乗り切れない状況が続く。サウジアラビアにとって、ホームで迎えるグループ首位の日本戦が正念場となる。

 そんななか、サウジアラビアメディア「winwin」は「これが、日本がサウジアラビアを恐怖に陥れる要素」と見出しを打ち、日本の武器にスポットライトを当てている。中国戦で三笘が決めた2点目に着目し、「日本では、三笘は3-4-3システムのウイングバックとしてプレーしており、得点シーンが示すように、彼は偽ウインガーとなっている」と説明している。

 さらに、中国戦で南野が決めた3点目について、「三笘は本来ウインガーなので、ワイドに開いた際は、南野が相手のサイドバックとセンターバックの間のスペースを見つけ出す」と、サイドで高い位置を取る三笘と、より高い位置でゴール前に入り込む南野の関係性を強く警戒している。

 また、「南野が攻撃の深い位置に入るが、右サイドも同様だ。つまり、日本はウイングバックがサイドに開き、ウイングを内側でプレーさせ、ペナルティーエリア内に最低でも3人を置くことで優位性を保つ。これこそがサウジアラビアを怯えさせるポイントだ」と指摘している。日本が現在採用している3-4-3システムは、対戦相手にとっては大きな脅威となっているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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