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「イライラすると相手の流れに」 中東に1年半在住…日本代表DFが伝えるサウジ攻略法
DF谷口彰悟「中東の地で戦うときは、イライラしていると相手の流れに」
森保一監督が率いる日本代表は10月8日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)最終予選、アウェーでのサウジアラビア戦(10日)に向け、ジッダで2日目の練習を行った。カタールで1年半のプレー経験を持つDF谷口彰悟(シント=トロイデン)は、時間稼ぎに「イライラしないところ」と攻略法を明かした。
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2014年から22年まで川崎フロンターレで活躍し、23年からカタール・スターズリーグのアル・ラーヤンSCに移籍。今年7月にベルギー1部のシント=トロイデンに加入するまで1年半に渡ってプレーした。サウジアラビアとは国は違うものの同じ中東で戦ってきた経験値は、日本代表チームにとっても貴重だ。
日本代表はアウェーでのサウジアラビア戦で過去3戦3敗。日中には40度を超える暑さに加え、キング・アブドゥッラー・スポーツシティスタジアムは風が通りにくく高湿度。そんな地の利を生かし「本当に時間の使い方、時間稼ぎの仕方、色々なところで自分たちの流れに持ってこようとしてくる」と分析する。
「そういうところで相手にする部分、相手にしない部分、イライラしないところ、そこら辺はすごく大事かな。中東の地で戦う時は、そういう細かいことにイライラしていると相手の流れになっていっちゃったりするので、相手にしないことも大事かなと思います」
そんななか、谷口がキーポイントとして挙げたのが「コミュニケーション」だ。観衆6万人超と予想され、声も通りにくくなるが、「うまく伝えられなかったりとか、そういうところでチームがバラバラになると相手の思うツボ」と警戒を強める。経験豊富な33歳のサウジ攻略法が、歴史的な初勝利へと導くだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)