“中指ジェスチャー”で鹿島FWを挑発した角田が謝罪 清水社長「出鼻を挫くような蛮行」と断罪

清水の公式サイトでクラブと角田本人が声明文を発表

 J1第4節の清水エスパルス対鹿島アントラーズ戦で、前半途中に清水のDF角田誠が鹿島FW鈴木優磨に中指を突き立てるジェスチャーをした問題で、角田本人と清水がクラブの公式サイトを通じて謝罪文を発表している。

「昨日(3月18日)IAIスタジアム日本平にて行なわれた、J1リーグ第4節 鹿島アントラーズ戦の試合中において、弊クラブの角田誠選手が鹿島アントラーズ選手に対し、挑発行為を行いました。角田選手は今回の行為を深く反省し、クラブを通じて鹿島アントラーズ選手、関係者の皆様に謝罪を行いましたことをご報告申し上げます。クラブとしても角田選手に対し厳重注意を行うとともに、全選手、スタッフに対しても改めてフェアプレー精神、リスペクトの徹底を行って参ります。鹿島アントラーズ選手、関係者の皆様、サッカーを愛し、広く応援されている皆様に深くお詫び申し上げます」

 清水は角田本人が、鹿島と鈴木に対して謝罪したことを明らかにした。

 問題の場面が起きたのは、鹿島が3-2と逆転勝利を収めた一戦の前半15分に起きた。鹿島のFWペドロ・ジュニオールと角田が球際で激しく競り合い、ボールがゴールラインを割った後、両軍の選手がそれぞれ自分のポジションへと戻るなか、鹿島のFW鈴木が何かをアピール。するとその直後、角田が右手を鈴木の方に向けて伸ばし、中指を立てた。このシーンが中継画面に克明に捉えられており、角田の挑発的なジェスチャーには批判が集中していた。

 

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