トットナムとWBAで大型トレードが実現か!?

ベラヒノ獲得に向け、タウンゼントとレノンの供出を準備

 トットナムは、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンのイングランド代表FWサイード・ベラヒノを獲得するため、元イングランド代表MFアンドロス・タウンゼントと、MFアーロン・レノンをトレードに出す準備を進めていると、英地元紙「デイリー・ミラー」が報じた。

 今季公式戦13得点と大躍進を遂げているベラヒノには、多くのビッグクラブが関心を寄せてきた。リバプールは、若きタレントに違約金2000万ポンド(約36億円)を準備しているとも伝えられている。

 しかし、ベラヒノ争奪戦の最前線 に立っているのは、トットナムだという。その理由は、彼らの2つの切り札にある。

 トットナムは以前からタウンゼントに興味を抱いてきたWBAに対し、ベラヒノのトレード要員としてレノンを加えたかつての代表コンビを提案するという。

 一方、WBAはベラヒノの素行や、時間にルーズな態度に不満を抱いてきた。極め付きは昨年10月に引き起こした飲酒運転。それにより、ベラヒノは今年の1月19日に出廷する事態にまで発展した。クラブ側も我慢の限界を超えたのだろう。タウンゼントと、レノンの獲得で戦力を強化ができる上に問題児も追い出せる。そのため、トレードを前向きに検討するというのもうなずける話だ。

 次世代のイングランド代表エースストライカーとの呼び声が高いベラヒノ だが、新天地は今月中にも決まることになりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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