三笘薫が“ゲームメーカー”に? ブライトン勝負の年「そうでなければ降格につながる材料に」

ピッチに復帰した三笘薫【写真:徳原隆元】
ピッチに復帰した三笘薫【写真:徳原隆元】

独代表MFグロスの退団でゲームの組み立て役になる可能性も

 イングランド1部プレミアリーグは、8月17日に2024-25シーズンの開幕を迎える。さまざまなメディアが新シーズンのプレビューを行うなか、英メディア「YardBarker」は、新シーズンの決め手となる各クラブの「Xファクター」の選手を選出。ブライトンからは日本代表MF三笘薫の名前が挙げられている。

 昨シーズン、クラブ史上初の欧州大会にも出場したブライトンだったが、プレミアリーグは11位で終えることになった。シーズンの序盤に好調だった三笘は、2月以降は負傷に苦しみ、シーズンを通じて19試合3得点4アシストという数字にとどまった。

 新シーズンに向けて「YardBarker」は、ブライトンのキーマンだったドイツ代表MFパスカル・グロスのドイツ1部ブンデスリーガのドルトムントへの流出をポイントに挙げ、三笘への期待を伝えている。

 記事では「パスカル・グロスは移籍を望んだ。パスカル・グロスは去った。彼は新昇格のクラブを順位表の上半分に留まるクラブへとなっていくブライトンの中盤でメトロノームの役割を果たしていた。若返りの波は継続されている。新監督のファビアン・ヒュルツェラー氏も31歳だ。グロスは昨季11アシストだった。三笘はシーズン4アシストだが、2月に腰を痛めて離脱するまでのわずか19試合での記録である。日本代表は、まったく同じような代わりではないが、誰かがプレーメイクをしなければいけない。そうでなければ、ブライトンは久しぶりの降格につながる材料になりえる」と、三笘に対して試合を組み立てる役割が求められる可能性を報じている。

 ブライトンはもちろん、日本代表でも完全復活が期待される三笘だが、2024-25シーズンはヒュルツェラー監督の下で、どのような役割が与えられ、どのようなプレーを見せるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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