中村敬斗、10戦8発は予想外「さすがに思わない」 日本代表でゴール量産の背景「結果が必要だと」
最終予選は「絶対に勝ってW杯行きを決めて、自分も絶対に出たい」
フランス1部スタッド・ランスに所属する日本代表MF中村敬斗がスポーツチャンネル「DAZN」の「内田篤人のFOOTBALL TIME」に出演。9月から始まる北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けて意気込みを語った。
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2023年3月のウルグアイ戦で22歳にして代表デビューを果たした中村は、ここまでA代表10試合で8得点を記録。第2次森保ジャパンで一気に頭角を表してきた。「2006年のドイツW杯をめっちゃ好きで見ていた」という中村は、それを機に6歳で本格的にサッカーを始めた。9月から始まる決戦は、その中村にとっても初めてのW杯最終予選になる。
現在、日本代表の得点源ともなっている中村は、元日本代表DF内田篤人氏の「これだけ(ゴールを)取れると思っていた?」という質問に「さすがに思わないですね。入りたての時に『生き残りたい』という気持ちだったので、結果が必要だと思っていました。でも、結構、ラッキーゴールが多かったので。GKが弾いて目の前に来るとかが多かったですね」と答えた。
今年1月に行われたアジアカップで得たものを聞かれ「縦突破の意識ですね。これが一番ですね」と解答。3-4-2-1のウイングバックでもプレーすることのある中村は、その使い分けについて問われると「あまり頭を使ってサッカーをしていないですけど」と前置きした上で「ウイングバックの時は守備のポジショニングとかを、この前で言えば町田選手がいてくれたので、密に話してやっていました。相手のフォーメーションによるので難しいのですが、試合前に行くタイミングとかをハッキリしておきたい」と、チームメイトたちと事前に準備していることを明かした。
また、アジアで戦う難しさについても「アジアカップで感じました。全然、親善試合と違うなと感じました。割り切ってくる相手はどこも難しかった」と、振り返る。最終予選に向けて「簡単じゃないのはわかっているので、絶対に勝ってW杯行きを決めて、自分も絶対に出たいですね」と、その先のW杯に向けた決意を語った。
(FOOTBALL ZONE編集部)