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“2.4億円”の日本人は「最も重要な補強」 Jリーグ→いきなり救世主…新鋭21歳に海外注目
松木はサウサンプトンへ完全移籍、1年目はトルコへレンタルに
FC東京から海外へ渡った期待の21歳MF松木玖生。イングランド1部サウサンプトンへ完全移籍し、今季はトルコ1部のギョズテペにレンタル移籍する。そんな松木へ海外メディアは「最も重要な補強」と捉えているようだ。
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高校サッカー選手権の名門・青森山田で10番を背負った松木は、2022年に鳴り物入りでFC東京へ加入。プロ初年度より活躍し、24年シーズンにチームキャプテンにも就任した。そんななか、7月13日に海外移籍の準備のためチーム離脱をクラブが発表。同30日に4年契約でサウサンプトン入りが決まった。今季はトルコのギョズテペへレンタルとなる。
ドイツの移籍情報サイト「Transfermarkt」では、松木の市場価値を150万ユーロ(約2億4000万円)と紹介。FC東京のなかで「最も評価額の高い選手」と150万ユーロの価値に言及した。そのうえで今回の海外移籍について「残留目指すギュズテペの主要メンバーとなるか」と、レンタル先のトルコクラブにおける価値を考察している。
レンタル先のギョズテペは、今季1部リーグに昇格したチーム。同メディアのトルコ担当シナン・イェナー氏は「ギョズテペのファンたちは多くの新加入選手を望んでいるが、今のところ松木玖生が150万ユーロで最も重要な補強。MFにそれほど良い選手がいなかったため、松木はおそらく多くの出場時間を得るだろう」と推察している。
トルコの1部リーグに挑戦する日本人は、松木で7人目。過去には長友佑都(FC東京)、稲本潤一(南葛SC)、細貝萌(ザスパクサツ群馬)、中島翔哉(浦和レッズ)、香川真司(セレッソ大阪)、瀬戸貴幸(FCアルジェシュ)が在籍した。
記事では「現在のチームでは、スュペルリグ(トルコ1部)で残留するためには足りない。おそらくサウサンプトンからあと数人ローンで連れてくるのではないか」と想定もしているが、松木は海外1年目でどんな活躍を見せてくれるだろうか。