J開幕2戦連続得点の横浜FMバブンスキーも古巣バルサ称賛 「すべてのことは可能なんだ」

16年までバルサBに所属、メッシの写真とともにメッセージを寄せる

 バルセロナは現地時間8日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦パリ・サンジェルマンとの第2戦で、合計スコア4点差をひっくり返す大逆転劇を成し遂げた。この偉業には世界中のサッカー関係者が感嘆の声を挙げているが、かつてバルサの下部組織に所属した横浜F・マリノスのMFダビド・バブンスキーもSNS上で“古巣”を称賛している。

 試合はバルサが先に3点を奪いながら、後半17分にPSGのエースFWカバーニがアウェーゴールを決めて3-1。第1戦を0-4で落としていたバルサは残り約30分で3ゴールを決めなければ勝ち上がれない絶望的な状況に陥った。しかし後半42分からアディショナルタイムまでにFWネイマールの直接FKとPK、そしてネイマールが送ったクロスに合わせたMFセルジ・ロベルトの逆転弾と、わずか7分間での3得点によって合計スコアを6-5とひっくり返した。

 衝撃的な試合展開に、今シーズンからトリコロールの一員となったバブンスキーも驚きを隠しきれなかったようだ。試合後にメッシがカンプノウのファンに向けて右こぶしを突き上げる写真とともに、英語とスペイン語で「すべてのことは可能なんだ」とのメッセージを寄せている。

 バブンスキーはかつてガンバ大阪でプレー経験がある父ボバンの薫陶を受け、今季Jリーグ開幕戦で外国籍選手初となる親子ゴールを達成した。第2節コンサドーレ札幌戦でも技巧的なボレーシュートを叩き込んで2試合連続ゴールをマークしているが、幼少の頃からバルセロナ下部組織に所属。2016年までバルサBでプレーした経験を持っている。

 自らのスキルを磨き上げてくれた古巣の戦いぶりに、飛び切りの勇気をもらったことは間違いない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

※選手公式インスタグラムのスクリーンショットです●画像

 

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