“飛車角落ち”のレアル、エイバル戦4-1と圧倒! 乾は終盤に途中出場も見せ場作れず

ベイル、ロナウドが不在もベンゼマが2ゴール、ハメスは技巧的な一撃で1ゴール

 ベイル、ロナウドが不在の“飛車角落ち”でもレアル・マドリードは強さを見せつけた。現地時間5日に行われたリーガ・エスパニョーラ第26節エイバル戦で4-1と快勝。エイバルに所属するMF乾貴士は終盤での途中出場に終わった。

 前節でベイルが退場処分で出場停止、ロナウドがコンディション不良で欠場となりながらも、レアルは攻撃力を発揮した。前半13分、MFハメスとMEアセンシオが左サイドを崩してアセンシオがラストパスを送ると、最後はペナルティエリア右サイド角度のないところからベンゼマがシュート。一度はGKに防がれたものの、こぼれ球を落ち着いてプッシュし、1-0とレアルが先制した。

 同24分には、右サイドでMFハメスがキッカーを務めた直接FKをベンゼマが合わせてこの日2点目を決め、2-0と試合を優位に運んだ。そしてその5分後には、右サイドからのクロスをハメスがスライディングで合わせてゴール左隅に突き刺す技巧的なシュートで早くも3点目を奪い、レアルとしては最高の形で前半を折り返した。

 後半に入ってもレアルの勢いは衰えず、14分にはベンゼマのパスを起点にアセンシオとハメスのロングカウンターが発動。ハメスのシュートはポストに当たったものの、その跳ね返りをアセンシオが詰めて試合を決定づける4-0とした。

 エイバルは同26分に右サイドのMFペドロ・レオンのクロスをMFルベン・ペニャが押し込み4-1と一矢報いた。乾は同42分にペドロ・レオンに代わって3枚目の交代カードとして投入されたものの、短い出場時間で見せ場は作れなかった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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