日本代表DF菅原由勢、英1部サウサンプトン加入発表 4年契約締結…クラブ史上4人目の日本人選手に
新シーズン5人目の日本人プレミアリーガーが誕生
イングランド1部サウサンプトンは7月14日、オランダ1部AZアルクマールから日本代表DF菅原由勢を完全移籍で獲得したと発表した。公式リリースによると4年契約。
J1名古屋グランパスでキャリアをスタートさせた24歳の菅原は、2019年6月にオランダ1部のAZへ移籍。AZでは5シーズンにわたってプレーし、昨季は主力として30試合に出場して4得点、通算でも135試合に出場して12得点をマークしていた。
これまでサウサンプトンではDF吉田麻也(ロサンゼルス・ギャラクシー)、FW李忠成、MF南野拓実(ASモナコ)がプレーしており、クラブ史上4人目の日本人選手(日章学園高校のU-19日本代表FW高岡伶颯も2025年3月に加入内定)となる。
2024-25シーズンのプレミアリーグには、DF冨安健洋(アーセナル)、MF三笘薫(ブライトン)、MF遠藤航(リバプール)、MF鎌田大地(クリスタル・パレス)、菅原と5人の日本人選手が在籍となる。
クラブ公式サイトでは、菅原のコメントも紹介。「サウサンプトンは本当に良いクラブだと感じました。サウサンプトンからオファーがあった時、1秒でイエスと答えた!」と語った。また、サウサンプトンのラッセル・マーティン監督は「彼は優れたメンタリティーを持つ才能あるサッカー選手で、チームメイトにとても好かれると思います」と期待を寄せた。
■菅原のコメント全文
「サウサンプトンに来てプレミアリーグでプレーすることは、幼い頃からの大きな夢の1つなので、ここに来られて本当に興奮しています。昨年の夏、プレシーズンでサウサンプトンと対戦しました。サウサンプトンはボールを使ったサッカーが上手だと感じました。
ロングボールは使わず、ショートパスだけで、賢くプレーしていました。サウサンプトンは本当に良いクラブだと感じました。サウサンプトンからオファーがあった時、1秒でイエスと答えました!」
■ラッセル・マーティン監督のコメント全文
「ユキは私たちが長い間注目してきた選手で、彼のポジションでは一番のターゲットでした。彼はいい年齢で加入し、すでに高いレベルで多くの試合を経験しており、ヨーロッパでの経験も豊富です。
彼は優れたメンタリティーを持つ才能あるサッカー選手で、チームメイトにとても好かれると思います。彼の熱意と成功への決意は感じられます。プレミアリーグでプレーするだけでなく、サウサンプトンでプレーすることにとても興奮しています」