サウサンプトンOBが疑惑のノーゴール判定に大激怒! 「許しがたい」と“幻の先制弾”に恨み節

英雄ル・ティシエが、リーグ杯決勝の展開を左右したオフサイド判定に怒り心頭

 サウサンプトンは現地時間26日にリーグカップ決勝でマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。最終的に2-3で敗れ、クラブ史上初の同タイトル獲得は逃したが、クラブOBの元イングランド代表マット・ル・ティシエ氏は、前半にFWガッビアディーニのゴールがオフサイドの判定で取り消されたプレーを「許しがたい」と副審の判定に怒りを爆発させている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 該当のシーンは前半11分、サウサンプトンの右サイドバックDFセドリックが素早い出足でセカンドボールを拾うと、そのままスピードに乗ってドリブルで切れ込み、右足アウトサイドでシュート性のクロスを送った。そこへ走り込んだFWガッビアディーニが合わせてネット揺らしたが、オフサイドの判定でノーゴール。リプレイで確認すると、ファーサイドに走り込んでいたDFバートランドはオフサイドポジションにいたものの、その手前でクロスに合わせたガッビアディーニはオンサイドからギリギリのタイミングで飛び出してボールに触っているように見えた。

 現役時代はサウサンプトン一筋で「聖マット」の愛称で知られるル・ティシエ氏は「サウサンプトンが先制点を奪っていれば、試合は全く別の様相を呈していた」として、オフサイドの判定に物申した。

 

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