Jリーグ幕開けは大量5ゴールの激闘に! 横浜FMが浦和に3-2逆転勝利、J1通算400勝達成

今季J1リーグ第1号は横浜FMの新戦力バブンスキー

 今季のJリーグの幕開けを告げる開幕戦、25日に日産スタジアムで行われた横浜F・マリノス対浦和レッズの一戦は、横浜FMが前半に先制するも、浦和が後半2得点で一時は逆転。しかし、残り5分を切ったところから横浜FMが再逆転して3-2で勝利を収め、J1通算400勝の節目の勝利を挙げた。

 昨季終了後にチームを支えてきた元日本代表MF中村俊輔がジュビロ磐田に移籍した横浜FMは、FW齋藤学が背番号10とキャプテンマークを継承。若返りを図るなか、この日が39歳の誕生日となったベテランDF中澤佑二も名を連ねた。

 18日のゼロックス杯、21日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)開幕戦と過密日程のなかでこのゲームを迎えた浦和は、FW武藤雄樹をメンバー外にするローテーション起用で、アルビレックス新潟から新加入のFWラファエル・シルバが移籍後の初スタメンとなった。

 試合は前半の立ち上がりに両者ともに決定機をつかんだ。まずは横浜FMが前半4分に、左サイドを突破した齋藤がマイナスに戻したボールを新加入のMFダビド・バブンスキーが狙ったが、GK西川周作の正面を突いた。対する浦和も同6分、大きなサイドチェンジからMF宇賀神友弥が左サイドを突破すると、折り返しにMF青木拓矢がダイビングヘッドで飛び込んだが、これもGKの正面を突くなど激しい立ち上がりになった。

 そして迎えた同13分、横浜FMは左サイドでボールを受けた齋藤が浦和DF森脇良太を抜き去って一気にスピードアップすると、浦和守備陣を3人引き付けてマイナスのボールを返し、そこに走り込んだバブンスキーが左足で巻いたシュートを決めて先制した。最初の決定機と同じような場面だったが、今度はきっちりと西川の届かないコースにボールを沈めた。

 

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