モウリーニョが報道されるレスター選手の背信行為に怒り 「典型的な自己中心主義によって…」

「正当化する言葉を見つけることは困難だ」

「私は同様の経験がある。昨季私はチャンピオンとしてクビになった。それはすごいネガティブなことだった。でも、クラウディオに起きたことに比べたら、小さなものだったと気付いた」

 そこから、レスターの選手に対するモウリーニョ節が炸裂した。

「周囲の典型的な自己中心主義からシーズンは開幕した。新しい契約について考えている人間、移籍やもっとお金をと考えている人間、そのレベルに到達させた手助けをした人を忘れたヤツだ。もしも、私が読んでいる記事が事実なら、事実の一片があるとするなら、正当化する言葉を見つけることは困難だ」

 レスターではリヤド・マフレズ、ジェイミー・ヴァーディら昨季の主力が開幕前に移籍を検討し、年俸の釣り上げに成功した。そして今、一部の英メディアではレスター幹部にラニエリ監督解任を求めた“裏切り者”がいたと報じられている。

 セリエAインテル監督時代の2008年に、ユベントスを率いたラニエリ監督と論争を繰り広げたモウリーニョ監督は、今や完全なラニエリ派に鞍替え。背信行為を行ったとされるレスターの選手をバッシングしていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング