中国の天津権健がオーバメヤン獲得に動くも破談 ルーニー獲りは否定、次の爆買いターゲットは…

天津権健のカンナバーロ監督 「ルーニーは雑談レベル」と明かす

 中国1部・天津権健のファビオ・カンナバーロ監督は中国移籍が噂されたマンチェスター・ユナイテッドのFWウェイン・ルーニーへのオファーを否定し、トップターゲットとしてドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン獲得に動いていたことを明かした。フィオレンティーナのクロアチア代表FWニコラ・カリニッチも含め、さらなるストライカー獲得を熱望しているという。

 天津権健は他の中国クラブと同様にこの冬に大型補強に動いた。ゼニトからはユベントス移籍が有力視されていたベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルを、ビジャレアルからかつてACミランで活躍した元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトをそれぞれ獲得した。

 すでに多くのスター選手が中国へと活躍の場を求めたが、それを追随する言われていたのがルーニーだ。ユナイテッドで出番を減らしたイングランド歴代最多得点記録保持者には、中国の複数クラブがメガオファーを用意したと報じられていた。カンナバーロ監督は地元テレビ局「天津TV」のインタビューに対し、ルーニーへの興味を認めながらも、正式な打診はしなかったと明かしている。

「我々はルーニーにアプローチしたが、それはあくまで雑談レベルだ。単純に彼は我々のプレースタイルに合わない」

 英メディアでは、実際にルーニーへオファーしたのは広州恒大と北京国安だったと報じられている。カンナバーロ監督お目当ての点取り屋は他にいるようだ。

 

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